こんにちは、FOOD LIFE DESIGN の角田です。
前々回、前回と、自宅でワインを楽しむ「家ワイン」についてご紹介してきましたが、今回は家ワインを楽しむ際のグラス選びにスポットライトを当ててみようかと思います。
こんなにある!ワイングラスの種類
ワイングラスと一口に言っても、様々な形状やサイズがあり、ブドウ品種ごとの専用グラスが存在するものもあります。
代表的なものだけでも、白ワイン用のキャンティー型、モンラッシュ型、赤ワイン用のボルドー型、ブルゴーニュ型……と、こんなに揃えられない!使い分ける自信がない!収納場所がない!と悲鳴をあげたくなってしまいます。そう、ワイングラスの世界は奥深いのです……。
自宅で気軽にワインを楽しむ、私たち家ワイン派には、これら全てを網羅するのは少々荷が重いですよね。
そこで今回は、家ワイン派がデイリーワインを楽しむ際に、ちょっとだけこだわってみるといつもよりワインの味わいを格上げできる、簡単なグラス選びのポイントをご紹介いたします。
シャンパングラス、白ワイングラス、赤ワイングラス。まずはこの三つを!
まずはシャンパングラス。

シャンパンをはじめとするスパークリングワインを飲むために用いられるグラスです。
スパークリングワインは、炭酸のシュワシュワとした気泡が特徴なので、気泡が美しく立ち昇る様をゆっくりと楽しむために、縦に細長いフルート型と呼ばれる形状がおすすめです。またこの形状のグラスは炭酸が抜けにくいので、シャンパンやスパークリングワインにはびったりです。
次に、白ワイングラス。

白ワインと赤ワインは共用で良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。もちろん気軽な家ワインなら共用もアリ!ですが、白ワインをより美味しくいただくには白ワイン用のグラスをひとつ持っておくとベターです。
白ワインは赤ワインと比べて、タンニンがなく味わいの構成要素がシンプルなため、酸味の強弱や香りを感じやすく、温度の変化が味わいや香りの印象に大きく影響します。白ワインは冷やして飲むことが多いので、飲んでいる間に温度が上がってしまわないように、空気に触れる面積が小さく小ぶりなサイズのものを選ぶのがおすすめです。
そして赤ワイングラス。

赤ワイン用のグラスは、白ワインとは逆に空気に触れる面積を大きくしてワインの香りを引き出すために、大きめのサイズのものが向いています。
白ワインと比べて赤ワインは、ブドウの品種やビンテージなどで果実味や酸味が特徴のライトなものから渋味の強いタンニンがしっかりとしたフルボディまで、味わいや香りの構成要素が複雑で多様なので、本来ならばグラスもこれひとつ!となかなか決めがたいものです。
ですが、そこは気軽な家ワインですので、まずは最初のひとつとしてスタンダードな「キャンティ」と呼ばれる形のものを選ぶのがおすすめです。キャンティ型なら、軽めの赤ワインからさっぱりとした白ワインまで幅広く楽しめる汎用性があるので、赤白共用としてまずはこれから!というのもアリだと思います。
HOLMEGAARD(ホルムガード)の「CABERNET(カベルネ)」シリーズなら全部揃います!
家ワインを楽しむために必要なワイングラスの種類についてここまでご紹介してまいりましたが、いざ揃えようと思うとぶつかるのが「じゃあどのブランドのどのシリーズを買えばいいの?」という問題です。ワイングラスを取り扱うブランドはたくさんありますし、同じブランドでもデザインや価格帯などによって様々なシリーズがあって、どれを選べば良いものやら……となってしまいますよね。

FOOD LIFE DESIGN STORE では、コンセプトとして掲げている「手が届くラグジュアリー」に即した、上質かつデザイン性・実用性の高い、手頃なお値段で安心して日常使いできるグラスシリーズとして、デンマーク王室御用達ブランドHOLMEGAARD(ホルムガード)の「CABERNET(カベルネ)」シリーズを取り扱っています。
前回の記事でもご紹介したように、この「CABERNET(カベルネ)」シリーズなら乾杯のシャンパングラスから白ワイン用、赤ワイン用のグラス、そしてお酒の合間に飲むお水用のウォーターグラスまで、シリーズ使いで統一感のあるエレガントな食卓を演出できます。グラス選びでお悩みの方のはじめの一歩にぴったりのシリーズです。
グラス選びでワンランク上の家ワイン時間を
グラス選びをほんの少しだけこだわるだけで、いつものデイリーワインもより美味しく飲むことができます。
お店じゃなくても、高価なワインじゃなくても、自宅でのんびり気軽にデイリーワインを楽しみたい。そんな家ワイン時間を、ちょっとだけ贅沢な気分で過ごすために、まずは正しいワイングラス選びで、本来ワインが持っている美味しさを引き出してみてはいかがでしょう。




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