このところ「小鍋立て(こなべだて)」の料理が注目されています。
小鍋立てとは、文字通り小さな鍋で調理する少人数向けの鍋料理のことで、「小鍋料理」とも呼ばれます。
材料をザクザクと切ってスープで煮込めば良いだけなので、テクニック要らずで、調理時間の短縮にもなり、洗い物など片付けの手間も最小限ですみます。コンビニ弁当などでは摂りにくい野菜類もたっぷりといただけますし、具材やスープの組み合わせ次第でレシピのバリエーションも無限大。飽きることなく毎日の献立として続けられます。主に、帰宅時間が遅くなりがちな一人暮らしのビジネスパーソンや、共働きの家庭で支持を広げ、小鍋料理をメインに扱ったレシピ本がシリーズ累計7万5000部を突破するなど、今まさに「小鍋料理ブーム」が起こっています。
ブームを支える需要の多くが、こうした近年の労働状況による「家事に割ける時間や手間の節約」にあることは事実なのですが、私なんかは小鍋立ての料理というと、旅館に泊まった時などの御前に出てくる、ちょっとした煮込み料理。あのワクワク感がたまらなく好きなので、小鍋料理ブームには積極的に乗っていきたい派です。そして、積極的に乗っていくからには、「仕方なく」ではなく「あえて」の小鍋料理としていただきたいものです!
手のひらサイズのスタイリッシュ小鍋「Servin Tavola(セルヴィン・ターヴォラ)」シリーズ
1889年創業の「BALLARINI(バッラリーニ)」社は、主にフッ素樹脂加工のノンスティックフライパンなどで知られる「100% Made in Italy」にこだわる老舗ブランドです。
その「BALLARINI(バッラリーニ)」社が手掛ける「Servin Tavola(セルヴィン・ターヴォラ)」シリーズは、手のひらに乗るほどの小振りなサイズ感とアルミ製の軽さが、キッチンでもテーブルでも取り回しがしやすく、ミニチュアサイズながらも調理器具としての機能はそのままという実力派です。
当ストアで取り扱い中のシリーズラインナップ一覧
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いわゆる小鍋料理には「キャセロール 11cm」がおすすめ
トップの写真をご覧の通り、本当に手のひらサイズなんです。しかもアルミ素材なので、とても軽いです。なのに何処となくアンティーク感が漂う品の良いビジュアルなのは、ハンドル部分が真鍮製だから。アルミ製の鍋と言えば、熱伝導に優れているのが特徴のひとつですが、底に厚みがあるので保温製も抜群です。
小鍋料理を楽しむなら、小さめの土鍋を買うのも王道でアリですが、この鍋なら和風以外の味付け(ポトフ、シチュー、エスニック系など)でも違和感なくハマりますし、和風の味付けならモダンな食卓が演出できます。
最近では、おでんにワインを合わせたりと「和食×ワイン」も流行りなので、ワイングラスと一緒に並べるのにもぴったりです。
ミニすき焼きなら、断然「サービングパン 14cm」
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すき焼きや湯豆腐など、少量のダシ汁で作る小鍋料理なら、こちらがおすすめ。
以前、レシピとともにご紹介した中東料理の「シャクシューカ」も、この「サービングパン 14cm」を使用しています。
盛り付ける「食器」としても使いたい
ミニチュアなサイズ感が売りの「Servin Tavola(セルヴィン・ターヴォラ)」シリーズは、小鍋料理やアヒージョなどの調理とは相性抜群。「サービングパン 11cm」なら、ソーセージやベーコンと目玉焼きを一緒に焼いてサーブするのにも持ってこいです。
反面、しっかりと上下を返しながら炒めるような調理には不向きなサイズです。
そういった料理と合わせるなら、いっそのこと「食器」として使ってしまうというのもおすすめです。
例えば、ある程度の量で仕込んだポタージュを「ソースパン 11cm」で一人分だけ温め直してサーブするとか、二人分で作ったパスタを「サービングパン 14cm」に一人分ずつ盛り付けるとか、使い途はアイディアの数ほどあります。オーブン使用が可能ですので、事前にグラタンのタネを作っておいて、サーブ直前に一人分ずつ盛り付けてチーズを乗せて焼き目を付ける、なんていうのも映えますね!
「キャセロール 11cm」と「ソースパン 11cm」に対応する「蓋 11cm」も取り扱っております。
作り置いた料理の保管にはもちろんのこと、キャセロールで一口大にカットしたブロッコリーや芽キャベツ、スナップエンドウなどをオーリブオイルと塩コショウでさっと炒めたら、ワインを少量加えて蓋をしてスチーム温野菜にすれば、おつまみ一品の出来上がりです。
一枚で「キャセロール 11cm」と「ソースパン 11cm」両方に対応するので、併せて持っておくと何かと重宝します。
小鍋料理で手抜き、でも侘しくない!が大事
毎日を忙しく過ごしている私たちにとって、時間短縮や手抜きは悪いことではありません。むしろ頼もしい味方です。
ですが、「手抜き」と「侘しさ」はイコールではありません。せっかく上手に手抜き出来ても「はぁ、今日もこんな食事で済ませちゃった……」と感じてしまってはもったいないですよね。手抜きしながらも心を満たして「上手にやれたぞ!」とガッツポーズしたいものです。
そんなとき、一番手っ取り早く効果を発揮するのが「キッチンウェア」です。
この器に盛ると美味しそう、このお皿の色が好き、このグラスの形がお気に入り……。そういった喜びが、シンプルな献立をグレードアップしてくれます。この「Servin Tavola(セルヴィン・ターヴォラ)」シリーズのミニクックウェアなら、アルミの本体に真鍮のハンドルの組み合わせが上品かつ華やかで、調理してそのままテーブルに持って行っても「お鍋から直接食べてる……」といった侘しさを感じずに済みます。
「仕方なく」ではなく「あえて」の小鍋料理なのです。
以前、ただのレトルトカレーを「Servin Tavola(セルヴィン・ターヴォラ)」シリーズの「ソースパン 11cm」に移し替えるだけで、なんとなくホテルライクな気分に浸れるという試みもしました。思いのほかリッチな感じに仕上がっていますので、是非こちらの記事も併せてご覧になってみてくださいね!
食卓にそのまま出せる「100% Made in Italy」のオシャレなミニクックウェアシリーズ「Servin Tavola(セルヴィン・ターヴォラ)」で、いま人気の小鍋料理に挑戦してみてはいかがでしょう。