皮剥きも安全・簡単、旬のかぼちゃで美味しいハロウィン

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今月末、10月31日は秋を代表するイベント、ハロウィンです。
パーティーをご計画中の方は、仮装や飾り付けやおもてなしのメニューなどの準備を着々と進めていらっしゃる時期でしょうか。FOOD LIFE DESIGN でも、前回前々回とハロウィンにちなんだ特集記事をご紹介してきましたが、今回はハロウィンのシンボル的なお野菜である「かぼちゃ」についてのお話です。

オレンジ色のハロウィンかぼちゃは主に観賞用

日本で私たちがよく食べているかぼちゃのイメージは皮の色が緑色のものです。
品種は様々ですが、私たちが食べ慣れている緑色のかぼちゃは「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」と呼ばれるものです。「冬至に食べると病気にならない」という言い伝えがあるように、免疫力を高めるβ-カロテンや、アンチエイジング効果のあるビタミン類、食物繊維も豊富で、非常に栄養価の高い理想的な緑黄色野菜と言えます。

一方で、ハロウィンのジャック・オー・ランタンに使われるかぼちゃは皮の色がオレンジ色です。
ハロウィンのイメージカラーがオレンジ色なのも、このかぼちゃの色に由来するところが大きいですよね。「ハロウィンかぼちゃ」などと呼ばれるこのかぼちゃは、100kg以上に育つものや、大きいものであれば400kg以上にもなることもあります。こうしたかぼちゃは、見た目のインパクトが強い反面、味や食感はあまり良くないので、主に観賞用や飼料用として使われています。

ハロウィンにちなんでご家庭でかぼちゃを使ったお料理を作る際は、普段から食べ慣れている緑色の皮のかぼちゃを使ったほうが、味や食感や栄養価的にも良さそうです。

かぼちゃの皮を、安全・簡単に剥く方法

緑色の皮のかぼちゃでも、皮を剥けば中身はきれいなオレンジ色です。
とは言え、かぼちゃの皮ってやたらと硬くて、包丁使いを一歩間違えると大怪我にも繋がりかねません。そんな頑固なかぼちゃの皮を、安全・簡単に剥く方法をご紹介いたします。

1.かぼちゃを綺麗に洗って、丸ごと電子レンジ(500w)で2分ほど加熱する
2.ヘタの周りにスプーンを差し込み、かぼちゃをクルッと回してヘタをくり抜く
3.半分にカットして、種やワタを取り出す
4.さらに半分にカットし(1/4)、平らな部分を下に置き安定させたら、包丁で削ぐように皮を剥く

ものによっては包丁の刃がまったく入らないこともあるかぼちゃですが、電子レンジを使用することで切りやすくなります。
ここで注意したいのが「加熱のしすぎ」。べちゃべちゃになってしまったり、風味が台無しになってしまいますので、あくまで皮が少し柔らかくなって包丁が入る程度の加熱に留めましょう。

オレンジ色が綺麗な、かぼちゃのポタージュの作り方

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せっかくですので、綺麗に皮を剥いたかぼちゃで、オレンジ色が綺麗なポタージュを作ってみませんか?
トーストを添えてささやかな朝食や昼食に。パーティーメニューの一品に。ハロウィン気分を盛り上げながら、身体と心を温める栄養たっぷりのポタージュです。

 

INGREDIENTS 材料(4人分)

かぼちゃ     400g
玉ねぎ      100g
バター      40g

チキンブイヨン  800g
ローリエ     1枚
生米       大さじ1(洗わなくて良い)

牛乳       200g

コショウ

HOW TO COOK 作り方

1.皮を剥いたかぼちゃと玉ねぎを薄切りにする

2.鍋にバターを溶かし、1の野菜をしんなりするまで炒める

3.チキンブイヨンと生米を加えて沸騰させ、アクを取り除く

4.ローリエを入れ、下味の塩をひとつまみ加えて、約20〜30分煮込む

5.野菜が柔らかくなったら、ローリエを取り出してミキサーにかける(鍋のままハンドミキサーでもOK)

6.鍋に戻し、牛乳を加えて軽く煮たら、塩・コショウで味をととのえる

7.器に注ぎ、お好みでクルトン、パセリ、チーズ、パンプキンシードなどをトッピングして完成

 

チキンブイヨンと一緒に生米を加えるのは、ポタージュにとろみをつけるためです。
ステップ5の段階で、ピューレを小分けにして冷凍保存することもできます。食べるときにピューレを解凍して牛乳でのばせば、風味を損なわずにいつでも美味しいポタージュを召し上がれますよ。

今回はハロウィンにちなんで、かぼちゃを使用しましたが、ニンジンやじゃがいも、グリーンピースなど様々なお野菜で同様にしてポタージュが作れます。季節に合わせて色々と挑戦してみてはいかがでしょう。

美味しい旬のかぼちゃで、ハロウィンをもっと楽しく

日本では夏野菜に分類されるかぼちゃ。収穫も6月〜9月頃にかけて行われます。
ところが、この時期のかぼちゃは、甘みもまだ少なく水っぽいので美味しさを十分に発揮できていないとも言えるのです。
かぼちゃには収穫の旬のほかに、食べごろの旬があります。収穫したかぼちゃは、1〜3ヶ月ほど冷暗保存すると、実のデンプンが糖分に変化して甘みが増し、水分が抜けてホクホクとした食感になります。まさにこれからの季節が、かぼちゃの食べごろの旬なのです!
店頭でかぼちゃを選ぶ際は、ずっしりと重みがあり、皮がゴツゴツとして硬く、ヘタがコルクのように乾燥して太く盛り上がりヒビが入っていたりするものを選ぶようにしましょう。これらが完熟のサインです。

先述の通り、かぼちゃは味わいだけでなく栄養価も非常に優れた緑黄色野菜なので、ぜひとも積極的に食べたいものです。
ハロウィンをきっかけに、旬のかぼちゃをたっぷり召し上がってみてはいかがでしょう。