英国ロイヤルファミリー入りも楽じゃない!食事にまつわる厳粛なルールの数々

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東京・上野の森美術館で開催中の『怖い絵展』が空前の話題を呼んでいます。
土日では最長で3時間半待ちという行列は、昨年4時間待ちという人気ぶりで社会現象にもなった『若冲展』(東京美術館)にも迫る勢いです。
斯くいう私も、3時間行列に並んで観てきた一人です。展示の目玉、日本初公開の『レディ・ジェーン・グレイの処刑』は、圧巻の一言に尽きます。今週17日(日曜日)までの開催ですので、まだ!という方は、滅多にないこの機会に是非ご覧になってみてはいかがでしょう。

さて。そんなジェーン・グレイの16年という短い生涯をも翻弄した、国土や王位を巡る激動の歴史の末に成り立つ現在のイギリスは、正式名称を「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」といい、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国が寄り集まって一つの国家を形成しています。君主は、ウィンザー朝の第4女王・エリザベス2世。
世界各国に王室は数あれど、イギリス王室は日本で最もよく知られている王室のひとつではないでしょうか。ニュースや雑誌でも、英国ロイヤルファミリー関連のトピックスは、いつも注目の的です。
今回は、そんな英国ロイヤルファミリーの食事にまつわるお話です。

英国ロイヤルファミリーの食事にまつわる厳粛なルールとは?

なんと言っても英国ロイヤルファミリーですから、私たちの予想を超える数多くのルールが存在するであろうことは想像に難くないですが、今回はロイヤルファミリーが従わなければならない食事にまつわる、厳しいルールをいくつかご紹介いたします。

食べてはいけないものリストがある

MoulesーMarieres

英国ロイヤルファミリーには「食べてはいけないもの」のリストがあるのだとか。

リスト最上位にあるのは、アサリ、ムール貝、ハマグリ、帆立、牡蠣などの「貝類」。また、海老、蟹、ロブスターなどの「甲殻類」も食べてはいけないのだそうです。これは食中毒の危険性を念頭に置いた措置と言われています。
確かに私たちも、牡蠣などの二枚貝を生食する際にはノロウィルスの感染などに十分な注意が必要とされていますが、一切の貝類・甲殻類がNGとなると、相当な数の美味しいシーフード料理が制限されることになりますので、ちょっと寂しい気持ちにもなりますよね……。

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また、同じく食中毒を懸念して、火の通りきっていないレア肉もご法度。
日本でも、2012年に牛レバ刺しの提供が禁止されたことは記憶に新しいですが、馬肉は依然として生食での提供がされています。桜ユッケ、美味しいですよね。お好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが、英国王室では生肉はもってのほか!レアステーキですらNGなのだそうです……。しっかりと火の通ったウェルダンでいただきます。

この他にも、胃痛の原因になりかねないスパイシーな食べ物やエスニックフード、口臭の原因になるニンニクや玉ねぎも控えるのだとか……。
とくにエリザベス女王はこのルールをかなりストイックに厳守しており、ポテト、ライス、パスタなどの炭水化物の摂取も日常的に控えているのだそう。貝類もニンニクもパスタもNGとなると、ボンゴレビアンコなんて絶対に食べられないのでしょうか……。

女王が食事を終えたら、みんなの食事も終了

ロイヤルファミリーの食事では、女王が最後の一口を食べ終えたら、他の者の食事も終了。たとえまだお皿に料理が残っていたとしても食べ続けてはいけません。
また、女王がテーブルの上にハンドバッグを置いたら、5分以内にディナータイムを終えなくてはならないというルールも存在するのだとか。

英国ロイヤルファミリー入りも楽じゃない!

Welsh-Corgi

一方、コーギー犬が大好きなことで知られるエリザベス女王。彼女の愛犬たちは「ロイヤルドッグ」と呼ばれ、基本的に叱られることがなく自由な振る舞いが許されています。
もちろん、彼らは缶詰のドッグフードなんて食べません。専属シェフによる豪華な食事が、給仕により毎日午後5時ぴったりに届けられます。そのメニューは、ヒレステーキ、鶏胸肉、キャベツ、白米など。ときにはウィリアム王子やヘンリー王子が仕留めた野うさぎまで提供され、仕上げのグレービーソースは女王自らかけるのだそうです。これはちょっと羨ましいですね……。

華やかに見える英国ロイヤルファミリーですが、食事のルールひとつとってもこれだけ厳粛なルールが存在するハードな世界……。
ロイヤルファミリー入りも楽ではありません。ロイヤルドッグとして……だったら、いいかも?

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