【2017年クリスマス特集・第1回】どうして12月25日なの?クリスマスの由来と各国事情

2017-Christmas-1-eyecatch

先日までハロウィンの装飾で彩られていた街並みが、11月に入った途端、あっという間にクリスマスモードへと切り替わりましたね!
明日16日の木曜日にはボージョレ・ヌヴォーの解禁も控え、早いところでは今週あたりから、続々とクリスマスイルミネーションがはじまります。皆様もご自宅の飾り付けや、大切な方へのプレゼント選び、パーティーメニューの構成など、来るべきクリスマスシーズンに向けてあれこれと計画を練っていらっしゃる頃合いでしょうか。年末に向けてなにかとせわしない時期ではありますが、やはり毎年この季節がやってくるとワクワクしてしまうものですね。

FOOD LIFE DESIGN では、昨年に引き続き今年もクリスマス特集記事を全5回にわたってお届けしてまいります。クリスマスについての豆知識や、パーティーの準備の進め方、テーブルコーディネートのご提案など、あらゆる角度からクリスマスを楽しむためのノウハウをご紹介いたします。
クリスマス当日までまだひと月以上もありますので、今からじっくりと気持ちを盛り上げていきましょう!

12月25日をクリスマスとしてお祝いするのはなぜ?

12月25日=イエス・キリストの誕生日ではない?

2017-Christmas-1-1

私たち日本人にとってクリスマスは、どちらかというと宗教的な意味合いよりも、パーティーをしたりプレゼントを交換したりといった年末の一大イベントといった感覚のほうが強いですよね。他国の習慣にアレンジを加えて独自のイベントにしてしまうのは、日本人の得意技でもあります。
なので、どうして世の中では12月25日をクリスマスとしてお祝いするの?とあらためて問いかけられたら、私たちの多くは「うーん、よく分からないけれどイエス・キリストのお誕生日だからじゃない?」と答えるのではないでしょうか。

ところがこれは、キリスト教が広まる過程でつくられた後付けの理由だということはご存知でしょうか。
キリスト教各宗派においてクリスマスは、あくまで「イエス・キリストの降誕を記念し祝う祝日」としており、この日をイエス・キリストの誕生日と認定しているわけではないのです。実際『新約聖書』には、イエス・キリストが生まれた日付を示す記述はありません。

では、12月25日をお祝いする習慣はどこから来たのでしょうか?

冬至を祝うミトラス教の祭典が起源?

古代ローマ帝国の時代に、太陽神ミトラスを称える「ミトラス教」と呼ばれる太陽信仰の宗教がありました。このミトラス教では「日が短くなる」=「死が近づく」と恐れられていたため、短くなり続けていた昼の時間が冬至の日を境に長くなっていくことから、冬至を「太陽神ミトラスが復活する日」として毎年お祝いの祭典を行なっていました。
この冬至の日が、12月25日だったのです。

ところが4世紀に入り、ローマ帝国がキリスト教を国教に定めると、キリスト教の指導者たちは、いまだミトラス教を信仰する民衆たちとの軋轢を避けつつ彼らをキリスト教へと改宗させるために、この冬至の祭典をイエス・キリスト誕生の日としてすり替えたのでした。
古代のお話なので諸説ありますが、これが、12月25日=イエス・キリストの誕生を祝う日=クリスマスの起源であるとされています。

お祝いの仕方も国によって様々

このように、起源からしてとても宗教的意味合いの強いクリスマス。お祝いの仕方も国によって様々のようです。
日本ではクリスマスに向けて玄関やお部屋にリースやツリーを飾り、子供達は前日の24日の晩、枕元に靴下を吊るして眠ります。すると翌日クリスマスの朝、靴下の中にはサンタクロースが届けてくれたお菓子やプレゼントが入っている……。というのが定番ですが、他の国にはどんな慣習があるのでしょうか。

プレゼントを運んできてくれるのは誰?

2017-Christmas-1-2

クリスマスにプレゼントを運んできてくれる存在といえば、「サンタクロース」です。
赤い服に白いひげをたくわえた恰幅の良いおじいさんで、赤い鼻のトナカイがひく空飛ぶソリに乗って、世界中の子供達にプレゼントを届けるのがお仕事。皆様のイメージするサンタクロースもそのような人物ではないでしょうか。

ところが、この「サンタクロース」という名前も赤い服のイメージも、ほとんどがアメリカによるものなのだそうです。
例えばイギリスではサンタクロースを「ファザークリスマス」と呼び、イタリアではプレゼントを運んできてくれるのはホウキに乗った魔女の「ベファーナ」。またドイツでは「ヴァイナハツマン(降誕祭の男)」か「クリスト・キント(キリストの子)」のどちらかがプレゼントを運んできてくれると信じられており、どちらが持ってくるのかで学校では論争が起こるのだとか。
さらには、クリスマスシーズンが真夏となるオーストラリアや南米など南半球の国々では、半袖の格好をしたサンタクロースがサーフィンに乗ってやってくるというのですからおもしろいですよね。

海外のクリスマスシーズンは長い

2017-Christmas-1-3

プレゼントを運んできてくれる存在だけでも、これだけバリエーションに富んでいるのですから、クリスマスのお祝いの仕方も国によって様々です。

日本では、ハロウィンが終わって間もなく11月上旬ごろからクリスマスムードが高まってゆき、24日のクリスマスイヴにピークを迎える印象があります。街はおしゃれをしてパートナーへのプレゼントを携えたカップルで溢れかえり、レストランの予約はほぼ満席。イルミネーションを眺めながらロマンティックなデートを楽しみます。
そしてクリスマス当日の25日には、ほぼクリスマスは終わったかのようなムードが漂い、値引きされたチキンやケーキが売り捌かれ、翌日26日になると街や家のクリスマスデコレーションはすべて綺麗さっぱり片付けられて、今度はお正月に向けてしめ縄や門松が飾られ始めます。
なんとも切り替えの素早いことです……。

ところが、海外のクリスマスシーズンは日本よりちょっと長めです。
25日を法定の祝日とする国も多く、ヨーロッパでは24日のクリスマスイヴから新年の1月1日までクリスマス休暇が続くそうです。とくに、カトリックの影響の強いイタリア、フランス、スペイン、ポーランドなどでは、翌年1月6日の公現祭までクリスマスは続きます。そのため、子供達がプレゼントをもらうのは1月6日という国もあるのだとか。
また、カップル向けのロマンティックな演出の多い日本に対して、家族で過ごすのが海外の過ごし方。
街のお店も24日の夕方には閉まり始め25日は完全休業というところがほとんど。23日のスーパーマーケットやデパートは、直前の駆け込み客で大混雑するそうです。
クリスマスカードのやりとりが日本でいうところの年賀状にあたるため、海外のクリスマスは私たちにとっての「年越し」の感覚にどことなく似ています。

日本ならではのクリスマスを自由に楽しみましょう!

さて、今回はクリスマスの起源から各国のお祝いの仕方までを、一部ピックアップしてご紹介してみました。宗教的な意味合いを強く持つクリスマスは、各宗派によって解釈の仕方も様々。それが国ごとのクリスマスのあり方に大きく影響しているようです。

宗教的な意味合いよりどちらかというと商業的な意味合いのほうが強い日本では、クリスマスは一年を締めくくるビッグイベント。楽しさ重視で自由に盛り上がりましょう!
またクリスマスは、ご家族やパートナーやご友人とパーティーを開いたり、プレゼント交換をして、一年の感謝の気持ちを伝える良い機会でもあります。
当ストアでも、パーティーの準備に必要なテーブルウェアや、プレゼントに最適なアイテムを各種取り揃えておりますので、ぜひストアサイトのほうも覗いてみてくださいね!

次回の記事では、クリスマスパーティーに欠かせない定番メニューについてご紹介いたします。
ホームパーティーをご計画中の方、必見です。お楽しみに!

こちらの記事も併せてご覧ください